服に金をかけるな、自分に金をかけろ

最近はファストファッションの台頭もあり、おしゃれするのに随分とお金がかからなくなった。

 

新型コロナウイルスによる金融緩和、ヘリコプターマネーのバラマキでインフレーション、すなわち物価上昇の可能性が一部指摘されているが、

私の幼少期と比べ、様々なモノが安価になっているのではないか。

 

アパレル業界のほぼ一人勝ち状態を続けているファーストリテイリングだが、

ライフウェアという概念を打ち出しており、

個性はファッションではなく、その人自身であり、

その人を輝かせるために心地よいライフスタイルを提供するような記事を読んだ。

 

まさしくこれからの時代の真芯を食った考えだと思った。

 

私自身、物質主義から少しづつ世間が脱却をはじめ、

モノの真の価値に重きを置いているように思う。

ハイブランドのブランド名がプリントされた数万円のTシャツと

ユニクロの1000円のスーピマコットンシャツのどちらが優れているのだろう?

 

職人時間をかけて組み立てた、有名サッカー選手を広告塔に使用した、年に数十分と時間に遅れが生じ、ほっておけば止まってしまう高級時計と、持っているだけで自身の心拍数や運動量がわかるスマートウォッチのどちらが真の価値があるのか?

 

これからは、モノの付加価値が間違いなく評価される。

 

ただ、これから私たちが絶対にお金をかけなければならないモノがある。

 

それは健康。

 

たった今産声をあげた赤ん坊は平均寿命で107歳まで生きるそうだ。

定年が延長され、巷ではいつまで働けば良いのかという叫びも聞こえてくるが、

答えは、働きたいと思った分、働けば良い。それだけだ。

 

老後のお金を今から心配するなんてバカだ。

 

歳を取っても社会で必要とされる人物で居続けるだけだ。

 

僕らは松坂大輔にならなければならない。

一線級で活躍した時は、数十億を稼ぎ出すが、

ピークを過ぎれば大減俸を受け入れ、

メジャーという大舞台を捨て、

自分を求めている場所で生きる。

 

大手企業に入ったからといって、

安泰だと思って努力をしない人間の価値は0に等しくなるだろう。

 

終身雇用という天使のような制度は実は経済成長にとっては悪魔だ。

 

僕らは常に自分自身の価値に気を配り、

自分自身の価値にみあった活躍の場所で、それぞれの給与を得るべきだ。

 

ただでさえ労働者意外で給与を稼ぐ道は増えている。

今こそ自由だ。

 

そう考えると、自身の考えやスキルはもちろんだが、

大前提として健康が重要となる。

ここでいう健康とは、単に健康診断の数値でなく

健康寿命、いや超健康寿命だ。

 

20代、30代とおなじように働き続けるために、

ランニングや筋トレを日々行うことは、

人生を楽しむ時間そのものを伸ばすことにつながる。

 

今こそ、筋トレをはじめよう!